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2014年8月

2014年8月30日 (土)

 昔、O川氏たちとソウルへ行った時、広場の屋台で売っている蚕を食べた。ポテトチップのような容れ物に入っていて、栗に似た香りだと思った。

2014年8月28日 (木)

「青木食堂」のうーめん

 以前、白石の鎌先温泉に「青木食堂」という店があった。品の良い、キリッとした感じの女将さんがやっていて、うーめんや焼肉定食を出し、酒も飲ませた。壁には一面に古いコケシが並んでいた。
 ここのうーめんは茹で加減が良く、町の蕎麦屋よりも腰がある。
 焼肉は豚だったが、御飯が驚くほど美味だった。
 帰りにタクシーの運転手にその米の話をすると、鎌先あたりの田圃は白石でも美味い米がとれるのだという。その時分はササニシキだったが、近頃は品種が変わって、以前ほど私の口に合わない。

2014年8月25日 (月)

「雪国」の青梅の蜜煮

 昔、道玄坂の「雪国」では、夏になると青梅を蜜でじっくり煮たのを冷やして、出した。酒の前にも良く後にも良かった。

2014年8月23日 (土)

「フクちゃん」

 昔、浅草田原町の仁丹塔のそばに「フクちゃん」という店があって、蝮が売り物だったが、他にも毛虫だの芋虫だの、いわゆるゲテモノを食べさせた。
 私はよく小学校の帰りに田原町で銀座線を降りると、その前を通った。飾り窓に置いてある模型の芋虫に甚だ興味をそそられたが、お祖母さんに「イモムシが食べたい」と言っても聞いてくれず、ついに入ることは出来なかった。

2014年8月21日 (木)

「大松」のアカイカ

 昔、本郷の「大松」という飲み屋で、アカイカの美味しい刺身をよく食べた。K又のおばにそのことを言ったら、「赤くなったイカなんか、食べちゃ駄目だよ」とトンチンカンなことを言われた。

2014年8月19日 (火)

小茄子の辛子漬け

 微温湯温泉の朝食に時々小茄子の辛子漬けが出る。郡山の業者がつくっているものだが、悪くない。
 これと小梅と伽羅蕗、あるいは茄子漬けでサラサラと茶漬けを食べるのが、わが夏の楽しみである。

2014年8月17日 (日)

山人参

 この山菜は人参といっても、根ではなく葉っぱが似ているので、この呼び名がある。食べるのも茎と葉である。「やまや」でチクワと一緒に煮たのを食べた。

2014年8月16日 (土)

土筆

 友人のA井さんは、毎年春に土筆(つくし)を食うというが、私はあまり食べる機会がない。おひたしを食べた事があるが、味は特に印象に残らなかった。ゼリー寄せに入ったのをどこかの料理屋で食べたが、あれはちょっと面白いと思った。

2014年8月14日 (木)

公望荘の玉子焼き

 鴬谷の「公望荘」は有名な蕎麦屋だが、ここの玉子焼きは醤油を使った東京風のだし巻き玉子で、私には懐かしい。この種の物は近頃めっきり少なくなった。

2014年8月12日 (火)

ホンビノス

 この五月、東京湾に増えているというホンビノスを「中里」で初めて食べた。バター炒めだった。 かなり歯ごたえがある貝で、浅蜊と較べて、はっきりと違いがわかる。潮汁にすれば蛤に劣ろう。
 良い調理法は何か?

2014年8月10日 (日)

ミズ

 五月も末になると、山形の山菜はアイコも姫竹も終わりになって、蕨やミズ、蕗やウルイなどが食膳に上る。ミズの茎は漬け物もおひたしも良い。味噌汁も良い。

2014年8月 8日 (金)

小樽の「藪半」

 近頃の日本人は日本語が不得手であるから、加熱した酒はみんな熱燗だと思っている手合いが多い。しかし、中にはこんなこともある。  
 以前、M円さんとN沢君と小樽の「藪半」という蕎麦屋で昼酒を飲んだ。ぬる燗を頼み、帳場に向かって「お代わり」と言うと、注文を取った人とはべつの若いお嬢さんがふり返って、
「ぬる燗でしたね」  
 と言ったので、感激した。彼女は自分が受けたのでもない注文を、燗の加減まで憶えていたのだ。  
 この店は、もちろん蕎麦も美味かった。

2014年8月 6日 (水)

「葉隠」の皿うどん

 昔、明治通りと早稲田通りの交わる角に「葉隠」という居酒屋があり、幻想文学会の面々と行った。二階の座敷が居心地良く、ここで「窓の梅」を飲んだ。
 酒のあとにいつもとった皿うどんが良かった。

2014年8月 3日 (日)

小郡饅頭

 山口の五重塔を見物に行く時、タクシーの運転手と四方山話をした。運転手は岩手の人で、当地の菓子では小郡饅頭が美味い、今までに食べたことのないような味だ、と言った。
 あとで「友月堂」のを送ってもらったら、べつに異味ではないが、餡が新鮮で仲々良かった。

2014年8月 1日 (金)

漬鮪の握り鮨

 昔、渋谷の「天芳」の旦那がつくった漬鮪(づけまぐろ)の握り鮨は、安い鮪を使っていたが絶品だった。あれ以来、美味いと思う漬鮪にめぐり合わない。

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