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2014年10月

2014年10月30日 (木)

鮟鱇鍋

 鮟鱇(あんこう)鍋の味をおぼえたのは、本郷の「大松」でだったと思う。「天芳」の伊藤さんもよくつくってくれた。ある時、鮟鱇を捌いていたら、胃袋から小鯵が一匹出て来たことがあった。
 思い出すのは、昔、S川先生の御紹介で、幻想文学会の会長達と大洗美術館へ行った時、昼に平(たいら)の蕎麦屋であんこう鍋をつついたことだ。その蕎麦屋は柏鍋も美味そうだった。

2014年10月28日 (火)

白ムツの煮つけ

 白ムツのカマの煮つけは脂がのっていて、仲々美味い。

2014年10月26日 (日)

白魚のフライ

 山の上で「ブラウン神父の知恵」を訳していたら、神父が白魚(しらうお)のフライを食べる場面が出て来た。
 それでふと思い出したのはーー昔、東京プリンスホテルの二階に「ボー・セジュール」というフランス料理屋があり、そこで父親とSさん夫婦と四人で食事をした。
 Sさんは白魚のフライの皿を見ながら、「もったいないネエ、フライにするなんて」と言って食べていた。

2014年10月24日 (金)

「六車」のカツ丼

 千住大橋の近くに「六車(むっつぐるま)」という角店の食堂があり、行くと、いつもビデオの「大岡越前」や「水戸黄門」がかかっていて、おじさんたちがチューハイを飲んでいた。
 この店のカツ丼は南千住界隈で一番美味かった。焼き飯も好きだったが、もうやめてしまった。

2014年10月22日 (水)

アサヒガニ

 アサヒガニは、友人のO氏が鹿児島の居酒屋で食べさせてくれたのが初めてで、しかももっとも良かった。  この蟹は筒のような頭に詰まった味噌が肝腎で、仲々佳品にめぐりあわない。屋久島でも台湾でも食べたが、美味くなかった。

2014年10月19日 (日)

砂糖水

 暑い夏の日に思い出す。
 子供の頃、よその家へ行くと、氷水に砂糖を少し入れて出してくれることがあった。
 氷は少し冷蔵庫の匂いがした。

2014年10月17日 (金)

蕗とジャコの油炒め

 微温湯の朝食の定番で、あっさりした塩味なり。

2014年10月15日 (水)

空豆の醤油煮

 子供の頃、わが家では空豆をよく醤油煮にした。甘辛く煮るのである。近頃とんと見かけないが、あの味つけも良いものである。

2014年10月13日 (月)

「ルオー」のセイロン風カレー

 本郷通りの喫茶店「ルオー」は、今は小さくなったが、昔は広くて趣のある喫茶店だった。昔からセイロン風カレーを名物にしていた。
 以前の店が閉店する日、わたしも名残を惜しみに行ったら、八十歳くらいの白髪の常連客がカレーを食べに来た。ところが、すでに売り切れていたので、そのお客は年甲斐もなく怒っていた。
 あの老人には同情する。

2014年10月10日 (金)

「満留賀」の小田巻蒸し

 南千住コツ通りの「満留賀」は何の変哲もない下町の蕎麦屋だが、今は珍しくなった「小田巻蒸し」がある。茶碗蒸しの底の方にうどんが少し入っているのだが、仲々美味い。茶碗蒸しの器よりももう少し平べったい、独特の器を使う。
 法事などで需要があるとか。

2014年10月 8日 (水)

沖縄のおでんの「てびち」

 沖縄のおでんには、しばしば「てびち(豚足)」が入っている。わたしは「二十番」の近所のおでん屋で食べたが、トロトロに煮えていて、良かった。

2014年10月 7日 (火)

礁渓温泉のトマト

 昔、甘木先生やO川さんと台湾の礁渓温泉へ行ったことがある。  
 ここは板鴨とトマトが名産で、道端で大ぶりのトマトを売っていた。  
 レストランに入って、デザートに出て来たトマトを食べたら、みずみずしく甘いのにビックリした。砂糖をかけてあったけれど、かけなくても甘かった。

2014年10月 5日 (日)

「オスン」のペッパー・スープ

 昔、渋谷の「オスン」というガーナ料理屋に、水戸から遊びに来たB君と一緒に行ってみた。  
 自慢の料理は「ペッパー・スープ」だが、たいそう辛いということだった。わたしは辛い物が好きだったし、B君は「キムチで鍛えたから大丈夫」と豪語していた。ところが、出て来たものを見てビックリ。色も味も、まるでタバスコのようだった。  
 翌日、便所で苦しんだことは言うまでもない。

2014年10月 2日 (木)

べったら

 子供の頃、家が日本橋だったから「べったら市」には何度か行ったが、べったらは嫌いだった。この漬け物も、塩味の漬け物と一緒に、ほんの一切れくらい小皿にのっているのは良い。

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