« 2015年7月 | トップページ | 2015年10月 »

2015年9月

2015年9月29日 (火)

男爵芋

 中学生の時、友人のS井君とその親戚のYちゃんと三人で、夏休みに北海道を一周した。ユースホステルを泊まり歩く旅で、美味い物にはほとんどありつけなかったが、クッチャロ湖のほとりの屋台で買った男爵芋は、八月だというのに青くて甘く、えもいわれず美味かった。
 北海道の馬鈴薯はみなあのように美味いのだと思っていたが、けしてそんなことはなかった。

2015年9月24日 (木)

「庄太郎」のソースかつ丼

 原宿の竹下通りに「庄太郎」というトンカツ屋があった。  
 引っ越して来たての時、「カツ丼」を出前で取ったら、御飯にのっているのがカツ煮ではなく、ソースかつだったので驚いた。異文化体験とでも言おうか。
 黄色い胡瓜漬けが添えてあったのも、何やら不思議だった。
 その後、何年かすると、カツ煮の丼に変わった。

2015年9月19日 (土)

茶飯

 昔、画家のK村夫妻が日本へ来た時、銀座のおでん屋「やす幸」で御馳走してくれた。
 おでんを食べたあと、K村さんは茶飯を注文した。まるで長年の眷恋の味にめぐりあったとばかりに、嬉しそうな顔でパクパク召し上がっていたのが忘れられない。

2015年9月14日 (月)

甘茶

 学生の頃、小石川の伝通院へ行ったら、その日はたまたま花祭で、甘茶をふるまってくれたのを思い出す。

2015年9月10日 (木)

サボテン羊羹

 修学旅行で九州へ行った時、どこやらのサボテン園の売店で試食したサボテンの羊羹は、じつに不味かった。
 ああいう鮮烈な不味さというのは数えるほどしか記憶がない。そのひとつは、土産にもらった北海道の馬鈴薯焼酎だ。
 昔々のことだが、今飲んだらどう感ずるであろう。

2015年9月 6日 (日)

ザボン

 高校の修学旅行で九州へ行った時、あちこちで見るザボンという物を食べたくなった。
 長崎生まれのM藤という級友が言うには、
「あれは皮も食える。砂糖漬けにして食べると、腹をこわすは必定」
 青島に泊まった晩、町へ出て買って来た。旅館の部屋で食べてみたが、酸っぱいばかりだと思った。

2015年9月 1日 (火)

ギボウシの味噌汁

 七月の初め、微温湯温泉で朝食にギボウシとジャガイモの味噌汁が出た。
 ギボウシは毎年紫の花を微温湯の庭に咲かせる。その茎はウルイのような感じで、かすかな苦味がある。今は硬くなったが、春先は柔らかくて美味しいのだとか。

« 2015年7月 | トップページ | 2015年10月 »