昔、O川氏たちとソウルへ行った時、広場の屋台で売っている蚕を食べた。ポテトチップのような容れ物に入っていて、栗に似た香りだと思った。
昔、高田馬場に「尚武」(ナオタケと読む)という居酒屋があり、早稲田大学の先生などが行きつけにしていた。店は照明が暗く、静かな雰囲気で、奥の柱にかかった般若の面がこちらを睨んでいたのが印象に残っている。 ここのつまみには虫の類があり、蝗、蜂の子、蚕はもとより、ザザムシの甘煮もあった。疳の虫の薬にする、カワゲラの幼虫である。味はとくに変わった味でもなかった。
10 麺類の部(南蝶食単) 11 鮨の部(南蝶食単) 12 カレーの部(南蝶食単) 13 御飯物の部(南蝶食単) 14 その他の部(南蝶食単) 15 酒の部(南蝶食単) 16 原宿の部(南蝶食単) 1 有鱗水族の部(南蝶食単) 2 無鱗水族の部(南蝶食単) 3 獣類の部(南蝶食単) 4 鳥類の部(南蝶食単) 5 爬虫類の部(南蝶食単) 6 昆虫類の部(南蝶食単) 7 蔬菜の部(南蝶食単) 8 果物の部(南蝶食単) 9 点心の部(南蝶食単) 南蝶食単 まえがき 南蝶食単・まえがき 城主プロフィル 御挨拶 近刊案内